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宇宙始まりの頃の観測 水素分子と重元素

 宇宙が始まったとされるのは、現在のところ137億年前とされています。宇宙誕生の初期がどのような状態(現在のように銀河、星などがあったのかどうか)であったかを探るには、遠くの天体の観測することが必要です。
  
 ヨーロッパ南天天文台(ESO)の大型望遠鏡VLT(Very Large Telescope)の観測によって123億光年遠方の天体中に、確実に水素分子の存在証拠を見つけました。さらに、いくつかの重元素(ヘリウムよりも重い元素)の存在も判明しました。宇宙誕生後約9~12億年(現在の宇宙年齢の約7%)のときに、すでに星形成が起こっていたことを示しています。宇宙ではひじょうに初期から星形成が起こっていたのです。
 
 このことは宇宙論のシナリオを描くうえで年代が特定できるので極めて重要なことです。

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 さらに初期宇宙における物理定数が現在までも一定なのかどうか調べられました。観測によると陽子と電子の質量比が約120億年前の宇宙において0.002パーセント現在の値よりも小さいことに対応していました。定数として扱われている陽子や電子の静止質量が変化している可能性を導いたわけです。

 この結果は今後の研究によって、慎重に再確認されなければなりませんが、今回の発見は、初期宇宙での星形成や銀河形成の理解が進むだけでなく、基礎物理学への重要な議論のきっかけになることが期待されるものです。
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