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該当者不明の年金記録 「名寄せ」完全実施は困難



 舛添厚生労働相は、該当者不明の約5000万件の年金記録について「最後の1円までやるというのは、ある意味で(参院)選挙のスローガン。そういう意気込みでやるということだ。あらゆる手を尽くしても2%残ったというのは国民に報告し理解をいただくほかはない」と述べ、すべて記録の持ち主を特定することは困難であるとの見方を示しました。

 「あらゆる手を尽くしても2%残った」と述べていますが、どうみてもその根拠は明らかではありません。そもそもサンプル調査によれば、記録の持ち主が亡くなったとみられる件数でも15.5%あり、およそ775万件は持ち主が特定できたとしても、受給権などに反映されるわけではないのです。(まじめに取り組むかどうか疑問)

 この調査は18年6月時点でサンプルをとり、19年9月で分析しています。この間に基礎年金番号に統合されたとみられるのが、3.9%あるので200万件が統合されたことになります。

 前回(21日)のブログで19年6月から7月末までで約200万件統合されたと書きましたが、18年6月の間違いでした。そうなるとほぼ上記の数字と一致します。1ヶ月あたり約15万件統合していることになります。

 この調子でいけば約320ヶ月(前回ブログでは50ヶ月としましたが、計算違いです。)で宙浮いたた年金は解消予定ですが、27年もかかるという気の遠くなるような話です。

 ところで60歳以上で生存の可能性のある比率は約10%あり、500万件となります。年金受給者についても、もう一度年金裁定時の資料をみて、納付記録に漏れがないかどうか確かめてみることが必要になってきました。

   年金受給者と記録の持ち主が亡くなっている、といったことで約25%、1250万件もあります。この件数はひととおりの対策では、解消しえないとみられます。「あらゆる手を尽くしても2%残った」といえるのに疑問を示しています。(舛添厚生労働相は、根拠を是非示してもらいたいです)

遠藤行政書士事務所



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