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軽率発言 舛添厚労相、また「公約」?



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 「宙に浮いた年金記録」5000万件のうち、照合困難な記録が4割近くにのぼった問題で、舛添厚生労働相は12日の衆院厚労委員会で、コンピューター上の記録と原簿の紙台帳との照合作業について、「社会保険庁の後継組織ができる時(2010年1月)には解決する決意で全精力を挙げたい」と述べ、今後2年以内に完了させる考えを示しました。

だが実現は極めて難しい状況だといいますので、あまりにも軽率発言であり、空手形の公約ではないかといえます。

 照合困難な記録1975万件のうち、945万件は入力ミスなどによるもので、持ち主を特定するには、紙台帳にさかのぼって一つずつ確認することが不可欠とされています。

 入力ミスは原データに遡って確認する必要がありますが、国民年金の紙台帳は多数がすでに廃棄されているうえ、古くて判読できなかったりいるそうです。

サンプル調査によれば、国民年金発足当時の30年、40年代の記録が60%もあることから、945万件のうちの国民年金分の数は公表されていないので実態は不明ですが、恐らく入力ミス分はこの年代の記録が主ではないかとみられます。

 そうすると照合しようにも原データがない、ということです。また厚生年金については同じくサンプル調査によれば、昭和10年代が4.4%、20年代6,2%、30年代27.7%、40年代19.2%と40年も前の記録が57.5%も占めます。とくに10年代の原データは戦災で消失している可能性が大きいといいます。

国民年金記録と同様判読困難なものが多数あるといいます。こういった事情を舛添厚生労働相は理解したうえでの発言かどうか、大変に疑問のあるところです。

 945万件の入力ミスの回復作業は公約を声高に叫んでも物理的にできるわけでないので、その詳細を公表し、むしろデータ復元ができないことでの政策を考えるべきと思う次第です。

遠藤行政書士事務所



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