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ノーベル物理学賞 南部氏の先見性の高さ 自発的対称性

 ノーベル物理学賞が南部陽一郎名誉教授、小林誠氏、益川敏英氏の3氏に授与されるニュースがありました。

 特に南部氏は20年近く前から候補として名前が挙がり続けており、クォークに関する別の理論に授与された2004年のノーベル物理学賞の解説資料には、「南部は正しかったが(登場が)早すぎた」と異例の記述で先見性を賞賛されていたとのことです。

 ちなみに2004年は米3氏に授与されており、その業績はクォークの間で働く「強い相互作用」についての理論的解明で、いわゆる「標準理論」の枠組みの範囲内のものです。

 2008年の南部氏ら3氏への受賞理由は、自発的対称性の破れに関する業績によるものだそうです。

 南部氏のクォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス) によれば、物理法則を考える場合、対称性があれば保存則が生まれます。ところがこの保存則を満たさない物理現象が観測され、対称性がないように見える「弱い相互作用」があります。

 この理論的根拠を「自発的対称性の破れ」にしているわけです。南部氏は同著作で「神の手抜き?」と表現しています。神はこの宇宙を創造するのにあたり、重力・電磁力・強い力は完璧にしたが、弱い相互作用は計算違いなどをしてしまったのでは、というものです。

 もっともこの計算違いなどにより、われわれの宇宙の存在があるというのが、現在の物理学者の大多数の見解ですから、面白いことがあるものです。

 3氏の理論はこの宇宙創造の根拠つける有力なことだけに、ノーベル物理学賞受賞は高く評価されて当然と思います。

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